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DV・家庭内暴力から逃げることができない人向け、緊急連絡先が不要な賃貸物件の探し方
カテゴリ:賃貸審査の突破術  / 投稿日付:2022/05/21 19:57

DV・家庭内暴力から逃げることができない人が、緊急連絡先なしで審査を突破できる方法を公開


(この記事は約5分で読めます)

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目次

1. 緊急連絡先が不要な物件はある

2. 三親等以内の緊急連絡先がいないときの対処法
 2.1 知人・友人に依頼する
 2.2 一人二役をする
 2.3 代行会社・不動産会社に依頼する

3. 物件探しまでの手順
 3.1 生活保護を受ける
 3.2 生活保護を受給しない方の注意点
 3.3 初期費用が安い物件を探す

4. 審査通過率を上げる方法
 4.1 アリバイ会社を利用する
 4.2 不動産会社と繋がりの強い管理物件を借りる
 4.3 保証会社の審査が緩い物件を借りる

5. まとめ








緊急連絡先が不要な物件はある




賃貸を契約する際に必ず緊急連絡先が必要だと思っていませんか?
いえ、緊急連絡先が不要な物件は存在します。

ではどのようにして緊急連絡先が不要な物件を探せばいいか説明します。


三親等以内の緊急連絡先がいないときの対処法




緊急連絡先とは、管理会社や保証会社が入居中の契約者に連絡が繋がらない時など緊急で連絡をするときに使われる連絡先のことです。

連絡のつかない契約者に連絡をしてもらうため、契約者と親密な関係の方が望ましく、基本的に三親等以内の親族の方で設定します。
あくまでも「緊急連絡先」と金銭支払い義務がある「連帯保証人」は別物です。

しかし、親族が他界していない、家族はいるが疎遠で連絡がつかない等の諸事情で連絡先を頼めない方は全国にいます。

緊急連絡先がいないと借りれないのか…そうお悩みの方に朗報です。
原則緊急連絡先は本人確認書類の提出が不要のため、提出した情報と電話対応をした人が本当に本人かどうかの確認が取れません。

では、親族に依頼できない場合、どのように対処すれば良いか説明します。



✓知人・友人に依頼する


緊急連絡先を親族に頼めない場合に多いのが知人・友人に依頼するパターンです。

つまり本人には許可を得た上で、知人・友人の連絡先を親族の連絡先として申請します。
保証会社・管理会社から審査の際に電話が入ったら親族のフリをして対応して、と事前に頼んでおくことがポイントです。

とある保証会社では、親族で緊急連絡先を立てられない場合は友人でOKとしている会社もあります。

そちらの保証会社を弊社でもよく利用しています。



✓一人二役をする


もし頼める友人・知人がいない場合、携帯電話を2台ご自身で準備しておきます。

大手で契約した携帯電話ではなく格安プリペイド携帯で問題ないです。
または、SIMを1つ購入する方法もあります。

現在利用している携帯電話をSIMフリーに設定し、契約者本人確認の電話対応が終わった後すぐにもう一つのSIMに切り替えて緊急連絡先の電話対応をするという方法もあります。

申込時にはそのもう一台の携帯電話(SIM)を親族の緊急連絡先として提出し、管理会社・保証会社から連絡が来たら親族の体(てい)で声色を変えて対応することを覚えておきましょう。


✓代行会社・不動産会社に依頼する

親族に依頼できない方向けに、緊急連絡先になってくれる代行会社というものが存在します。
デメリットとしては、とある会社では緊急連絡先の情報の使い回しをしているところもあり、虚偽の連絡先だとバレてしまう可能性は正直高いです。

また、不動産会社が緊急連絡先になってくれる場合もあるため、直接相談してみるといいでしょう。
弊社でも審査時の緊急連絡先の代行サービスを利用できますので、ご来店時にご相談ください。

4.1と4.2の対処法に共通しますが、管理会社・保証会社に虚偽の連絡先だとバレてしまった場合、審査に即落ちてしまうため、電話対応での演技力も問われます(笑)


物件探しまでの手順




DVシェルター (保護施設) は2種類あり、行政が運営する「公的シェルター」と民間団体が運営する「民間シェルター」に分かれています。
基本的に公的シェルターは約2週間の利用ができ、民間シェルターは約1か月の利用が可能です。
施設によっては1年利用できるケースもあります。


上記の通り、シェルターは一時的な仮住まいであり、次の住居を探さなければ住む場所を失ってしまいます。

しかし、シェルターに滞在しているほとんどの方は、身近に家族や親族など頼れる人がいないまたは迷惑をかけたくない等の諸事情で物件探しや審査で困っている方が多いのが現状です。


DV被害から逃げてきたあと具体的にどのように物件探しをすればよいか、また収入や初期費用の予算がある場合すぐに物件探しは可能ですが、突然の引っ越しで手元のお金がない方向けに物件を探すまでの手順を説明します。


✓生活保護を受ける


生活保護は生活に困った人の暮らしを助けるための制度です。

所持金なし・求職中の方は生活保護を受給し、自治体の役所で引っ越しの許可をもらった後で賃貸物件を探すのがベターです。
許可が下りれば転居費用は、自治体が負担してくれる場合がほとんどです。


流れとしては下記になります。

(1)生活保護の申請
最寄りの役所(生活保護担当部署)に行って相談をし、生活保護の申請をします。
資産調査や扶養照会の調査が行われ、特に問題が無ければ14-30日以内に保護決定が通知されます。

(2)不動産会社で物件を探す
生活保護を受給していることを伝えたうえで物件を紹介してもらい、候補の物件を決まったら見積書をもらいます。
物件探しのポイントとしては、生活保護専門不動産会社に依頼することでスムーズに事が運びます。

(3)役所から引っ越しの了承をもらう
物件資料と見積書をケースワーカー(保護担当者)に報告し、引っ越しの了承をもらいます。
その後申し込みをして審査承認となれば、契約した後に引っ越しが出来ます。



生活保護を受給しない方の注意点


よく質問がある内容ですが、
今手元にある健康保険証については、扶養に入っているものをそのまま利用して問題ないです。
ご自身で改めて取り直す必要はありませんが、マイナンバーカードを健康保険証として利用している方向けに注意点があります。

マイナンバーカードを健康保険証利用すると、オンラインで特定検診情報や医療機関情報等が閲覧できる「マイナポータル」というサービスがあります。
そのサービスはご自身だけでなくDV加害者も閲覧することができます。
加害者からご自身の情報を開示されて居場所がバレないよう、健康保険証の発行元に不開示措置の届出を出す必要があります。

しかし、その手続きを行うことでマイナンバーカードを健康保険証として利用ができなくなります。


詳しくは健康保険証の発行元(健康保険協会や市区町村等)へお問合せしてみてください。




✓初期費用が安い物件を探す

初期費用が安い物件は郊外にある場合が多いです。
ここでの郊外とは都市や市街地から電車で30分くらいの場所に位置し、森や田畑などの自然が比較的残っている場所を指します。
このエリアには都心の物件にはないメリットがあります。
例えば、

・家賃相場が安い
・敷金礼金が安く済む
・退去時クリーニング費用の後払いOK
・フリーレントがつく場合がある(初めの数か月間家賃がタダ)

などが挙げられます。


その他ではオーナー(大家)さんが空室対策のために、初期費用で基本的に費用が発生する初回保証料や鍵交換費用等を負担してくれる物件も中にはあります。


弊社では初期費用の安い物件を多数扱っているので、興味がある方はご覧ください。




✓初期費用の分割を相談する

不動産会社によっては、初期費用の分割支払いが可能な場合があります。
しかし、通常は物件契約時に一括で支払うのが原則であるため、お客さん(借主)が不動産会社と信用できる関係性であることが重要です。

そのためには、分割支払いを特別に許可してもらうようその不動産会社を味方につける必要があります。


もちろん信用できる関係性を築けなければ分割支払いは許可してもらえません。
例えば、

・未払いの借金がある
・クレジットカードがブラックで利用できない
・態度が悪い

などが挙げられます。


基本的にどこの不動産会社もクレジットでの分割支払いが多いため、金融ブラックの方は分割支払いが出来ず困っている方も多数いらっしゃいます。




 

審査通過率を上げる方法


 


✓アリバイ会社を利用する

アリバイ会社(在籍会社)とは、その会社に勤めているように見せかけるための偽装会社です。
具体的には、利用者のために会社を用意し、その会社に勤務している、または勤務を予定しているかのように偽りの証明書の発行や保証会社からの在籍確認の電話対応などをしてもらえます。

無職の場合に、審査でアリバイ会社を利用すると審査通過率が上がります。

「無職」が審査に与えるマイナスのイメージは大きく、オーナーさんが入居拒否することが多いです。
これは水商売でも同じです。
収入源が不明または給与が安定していない方は一般の方に比べると家賃を滞納する可能性があるため、入居してほしくないというのがオーナーさんの本音です。

もちろんアリバイ会社を利用する=虚偽の申請を保証会社や管理会社にする事になるため細心の注意が必要です。
審査の際に虚偽の申請をして審査承認となり、その後虚偽がバレた場合は強制退去になるまたは違約金の支払いを求められることがあります。

さらにその事実は保証会社・管理会社のデータベースに残ってしまうため、次の物件探しに支障が出てしまいます。
そのため弊社ではお勧めしていません。
どうしても利用されたい場合は、ご来店時にご相談ください。


✓不動産会社と繋がりの強い管理物件を借りる

 不動産会社によって関係の深い(付き合いの長い)管理会社のコネクションというものが存在します。

付き合いのある不動産会社に申込をすると審査を甘くしてくれるメリットがあります。
普通の不動産業者を通しての申込では審査が通らない方でも、関係性次第で審査の融通を利かせてくれることがあります。

弊社にも付き合いの深い管理会社は複数ございます。

 

✓保証会社の審査が緩い物件を借りる

保証会社は、「信販系保証会社」・「信用系保証会社」・「独立系保証会社」の3種類から構成されます。
その中でも独立系保証会社は審査が甘く、基本的に審査承認率はとても高いです。

通常の保証会社では通りにくい、無職・水商売・生活保護・高齢者・外国籍の方でも受け入れてもらえ、入居審査はかなり甘いです。

 

 



まとめ





賃貸審査突破専門店の弊社であれば、身寄りがおらず緊急連絡先が設定できなくて物件探しに困っている方を全力でサポートします。
小さなことでも結構ですので、何かお部屋探しでご不安なことがありましたらいつでもご相談ください。



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